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2025.06.10

家族みんなでできる!暮らしの中の湿気対策

はじめに

6月は気温と湿度が高まり、住まいの湿気が気になる季節。
そのままにしておくと、カビやダニ、においの原因になりやすく、健康や住まいの寿命にも影響が出てしまいます。

特にお子さまがいらっしゃるご家庭では、快適で安心して暮らせる環境づくりが大切ですね。

今回は、家族みんなで無理なく取り入れられる簡単な湿気対策をご紹介します。
楽しみながら習慣にして、心地よい住まいを保ちましょう。


朝の習慣:家全体の換気で空気をリフレッシュ

朝は気温がまだ上がりきっておらず、外気の湿度も比較的低め。
このタイミングで家全体の換気をするのが効果的です。

おすすめは「朝の10分換気ルーティン」。
家族で分担して、各部屋の窓を開けましょう。
小さなお子さまには「今日の窓開け係」など担当を決めると、楽しんで取り組めます。

また、家具の配置にもひと工夫。
壁にぴったりつけすぎず、数センチほど空けて空気の流れ道をつくっておくと、湿気がたまりにくくなります。


場所別 湿気対策のコツ

リビング

家族が集まるリビングは、空気の流れを意識しましょう。
サーキュレーターや扇風機で空気を循環させると、湿気がこもりにくくなります。

観葉植物はインテリアに彩りを添えてくれますが、土が湿っているとカビの原因になることも。
受け皿の水をこまめに捨て、風通しのよい場所に置くのがおすすめです。

 

キッチン・洗面室

キッチンは調理中と調理後30分程度、換気扇を回す習慣を。
洗い物のあともシンクまわりの水分をふき取っておくと◎。

洗面室やお風呂場は湿気がたまりやすい場所。
入浴後は換気扇を最低1~2時間は運転させましょう。

タオルや布巾は間隔をあけて干す、できれば日中に乾かしておくのが理想的。
家族で「干し方ルール」を共有しておくと、生活の中で自然と湿気対策が進みます。

 

寝室・クローゼット

寝室は布団の湿気がたまりやすい場所です。
天気の良い日は布団を干したり、布団乾燥機を活用するのも効果的。

クローゼットや押し入れは詰め込みすぎに注意。
除湿シートやすのこを取り入れたり、扉を時々開けて風を通す習慣をつけましょう。


週末のお楽しみ湿気対策

週末はちょっとした「湿気対策イベント」を家族で取り入れてみてはいかがでしょう?

 

重曹で除湿剤作り

湿気対策と家族の工作タイムにもなる「手作り除湿剤」。身近な材料ですぐ作れます。

【作り方】

  • 小さなカップや空き瓶など口の大きめの容器に、重曹を半分ほど入れます。

  • 容器の口をガーゼやキッチンペーパーなど空気を通しやすい布でふたをし、輪ゴムやひもでとめれば完成。

【使い方・交換】

  • リビング、クローゼット、玄関など湿気が気になる場所に置きましょう。

  • 重曹が固まってきたら交換の目安。使い終わった重曹は排水口の掃除などに再利用できます。

【+ 家族で楽しむ工夫】

  • 季節ごとの柄の布やリボンで飾っても楽しいですよ。

  • お子さまの名前を書いたタグをつけて「マイ除湿剤」作りにチャレンジするのもおすすめ。

【お子さまと作るときの注意】

  • 重曹は食品にも使われますが直接口に入れたり目に入れたりしないよう注意を。

  • 必ず保護者の方と一緒に作業し、作業後は手をしっかり洗いましょう

 

家族で「湿気パトロール」

もうひとつのお楽しみは「家族で湿気パトロール」。

  • お子さまも一緒に家の中を巡りながら、除湿剤の交換時期をチェックしたり、湿気がたまりやすそうな場所を探してみるミニゲーム感覚で取り組めます。

  • 例えば「玄関マットの裏」「家具の裏側」「クローゼットの奥」など、意外な発見もあるかもしれません

家族みんなで住まいの快適さを意識するきっかけにもなりますよ。

 


まとめ

湿気対策は特別な道具や難しい知識がなくても、毎日のちょっとした工夫で続けられるものばかり。

家族みんなで楽しみながら取り組めば、自然と快適な住まいが保てます。

これからの季節、ぜひご家庭に合った方法で取り入れてみてくださいね。