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家づくり
2026.07.14
完成後には見えない住まいの中身とは?構造見学会で知る安心の家づくり
住まいを検討するときは、間取りやデザイン、設備などに目が向きがちです。
一方で、完成後には見えなくなる「構造」も、安心して暮らせる住まいを支える大切な要素です。
今回は、2026年7月11日・12日に開催した構造見学会の様子とともに、住まいの構造や使用する木材、施工品質についてご紹介します。
完成前の住まいを公開する「構造見学会」を開催しました
サーティーフォーでは、相模原市中央区上溝で建築中のモデルハウスを公開し、構造見学会を開催しました。
完成見学会では、住まいのデザインや間取り、設備などをご覧いただけます。一方、柱や梁、断熱材などは、工事が進むと壁や天井の内側に隠れてしまいます。
構造見学会は、住まいが完成する前だからこそ見られる建物の内部を、実際の現場で確認できる機会です。
デザインや間取りだけでなく、住まいを支える構造や施工品質も確認してから住宅会社を選びたい。そんな方に、構造見学会がおすすめです。
当日は、建物を支える構造や使用している木材、施工品質について、担当スタッフが実際の建物を見ながらご説明しました。


【写真:見学会会場の全景】
構造見学会でご紹介した3つのポイント
今回の構造見学会では、主に次の3つのポイントをご紹介しました。
POINT 01|地震の力を建物全体で受け止める構造
POINT 02|日本の気候風土に合った国産材・ヒノキ
POINT 03|設計上の性能を支える施工品質
ここからは、それぞれのポイントを詳しくご紹介します。
POINT 01|地震の力を建物全体で受け止める仕組み
地震に強い住まいをつくるために大切なのは、柱や梁の太さだけではありません。
- 柱・梁・土台をどのようにつなぐか
- 地震の力をどのように分散させるか
- 耐力壁をどのようなバランスで配置するか
こうした建物全体の設計と施工が重要です。
柱・梁・土台を専用の金物で接合
サーティーフォーの住まいでは、柱・梁・土台を専用の金物でしっかりと接合しています。
これにより、地震で建物に大きな力が加わった際の、
- 接合部の外れ
- 柱の引き抜き
- 建物の浮き上がり
などを防ぎます。
構造用面材が「面」で力を受け止める
壁には構造用面材を使用しています。
筋交いなどの一部分だけでなく、面全体で地震の力を受け止めることで、力を建物全体へ分散させる仕組みです。
耐力壁は「量」と「配置」の両方が重要
耐力壁は、数を増やせばよいというものではありません。
一方向に偏って配置すると、地震の際に建物がねじれやすくなるため、設計段階から建物全体のバランスを考えて配置することが大切です。
構造見学会では、耐震等級3相当の住まいを支える耐力壁や金物など、完成後には見えなくなる構造をご覧いただきました。

【写真:完成後には見えなくなる、柱・梁・金物などの構造部分】
POINT 02|日本の気候風土に合った国産材
今回の構造見学会では、住まいに使用する国産材についてもご紹介しました。
国産材の主な特徴
- 日本の多湿な気候の中で育っている
- 日本の住まいに適した調湿性や耐久性を備えている
- 木目や色合いに自然素材ならではのぬくもりがある
- 木のやさしい香りを感じられる
国産材の使用は森林の循環にもつながります
国産材は、計画的に伐採・植林される持続可能な資源です。
木を「切って」「使って」「植えて」「育てる」という循環を続けることで、森林を健全な状態に保つことにつながります。
また、国産材は輸入材と比べて輸送距離が短いため、輸送時に発生する二酸化炭素の削減にもつながります。
今回ご紹介した住まいに使用する木材
- 柱・土台
厳選したヒノキのJAS機械等級品 - 梁
- スギとヒノキを組み合わせたJAS製品のハイブリッド集成材
JAS規格に基づく強度検査など、厳格な品質管理が行われた木材を使用することで、安定した品質と安心につなげています。

【写真:会場に展示した木材】
住まいを支えるヒノキの特徴
ヒノキは、日本の建築物に古くから使われてきた木材です。
ヒノキの主な特徴
- 耐水性に優れている
- 耐久性が高い
- 腐りにくい性質がある
- シロアリなどの害虫に強い
- 木ならではの香りや手触りがある
ヒノキに含まれる成分には防虫効果があるとされ、古くから神社や寺院をはじめ、日本のさまざまな建築物に使用されてきました。
住まいの構造部分は、完成後に簡単に取り替えられるものではありません。
長く安心して暮らせる住まいをつくるためには、構造を支える木材の耐久性も大切なポイントです。
当日は木材展示のほか、「ひのき玉すくい」も実施。お子さまにも、ヒノキの香りや手触りを楽しんでいただきました。

【写真:ひのき玉すくいの様子】
POINT 03|設計上の性能を支える「施工品質」
住まいの安全性は、図面や使用する材料だけで決まるものではありません。
設計上の性能を十分に発揮するためには、現場での丁寧な施工と確認が欠かせません。
構造用面材は釘の施工も重要
構造用面材は、決められた位置や間隔で釘を打つことによって、本来の性能を発揮します。
次のような施工があると、設計通りの耐力を発揮できない可能性があります。
- 釘の打ち込み過ぎ
- 釘のめり込み
- 釘の打ち損じ
- 決められた位置や間隔と異なる施工
そのため、設計内容だけでなく、現場で適切に施工されているかを確認することが重要です。
完成後には見えなくなる部分まで確認
サーティーフォーでは、次のような検査や確認を行い、住まいの品質管理に取り組んでいます。
- 配筋検査
- 構造検査
- 施工中の現場確認
また、「なぜこの施工方法やルールが必要なのか」を、現場に関わる職人や協力業者とも共有しています。
設計上の性能を確実に発揮できるよう、一棟一棟、丁寧な施工と確認を重ねながら住まいづくりを進めています。
模型を使って完成後の姿もイメージ
当日は、建築中の建物とあわせて、完成後のモデルハウスを再現した模型もご覧いただきました。
実際の構造と模型を見比べることで、
- 現在見えている柱や梁がどのような空間になるのか
- 完成後の外観がどのような姿になるのか
- 間取りや空間がどのようにつながるのか
- 完成後にどのような暮らしができるのか
を、より具体的にイメージしていただけます。
模型を囲みながら、間取りや外観、完成後の暮らしについてお話しする場面も多く、住まいづくりへの理解を深めていただくために活躍しました。

【写真:完成後のモデルハウスを再現した模型】
完成後には見えない部分にも、住まいづくりのこだわりを
デザインや設備は、住まいが完成してからでも見ることができます。しかし、柱や梁、耐力壁、金物などの構造部分は、完成後にはほとんど見えなくなります。
見えない部分だからこそ、どのような材料を使い、どのように施工・確認しているのかを知ることが、安心できる住まい選びにつながります。
今回の構造見学会が、ご来場いただいた皆さまにとって、住まいづくりへの理解を深める機会となっていましたら幸いです。
ご来場いただいた皆さま、誠にありがとうございました。
サーティーフォーでは、今後も住まいづくりについて見て、知って、体感していただけるイベントを開催してまいります。